2020年12月8日火曜日

ワンマン後記 感じたまま編

 2日経ち、いい感じでワンマンの熱が冷めてきました。客観的に感じてます。






秋田犬のリハーサルを始めたとき、あぁ本当に俺はほぼ一人でここに立つんだなと、実感した。

心細かった。


しかし、役者を志し上京したときは、勿論自分の演技でやっていきたいと思った訳で。

必ず役者は一人で、一つの素材として闘う。

そして、台本や演出、相手役…色んなものと交わる。

その時、僕は必ず最初はソロだったはずなんだ。

一人の唄歌いとして始めるには遅かったかもしれないが、自分の唄で表現するってのは、やっぱりソロ志向が無ければダメだったのかもしれない。

つい、ユニットに甘えてしまう。

役者で言うなら、劇団のネームバリューに甘えるようなものかもしれない。

劇団員である前に、イチ役者なんだろって。

役者の前に、イチ人間だろって。

言われた気がした。


甘えの無い世界がそこにはあった。

僕はぶつかっていくしかなかったんですね。

とても、光栄なステージでした。

僕はいつもよりカッコ良かったと思うし、それはやはり覚悟の問題なのだと思う。

今の僕でシャイニーズ、やりたいなぁ。


うちまくんのライブ、二曲だけだったけど、リアルで聴けて嬉しかったです。

仲間も観に来てくれたので、仲間のライブも沢山観たくなりました。

ライブ観たかったんだな。

ライブしたかったんだな。

そう痛感しました。

ステージに立つのが自分を肯定する手段と申しましたが、ライブ会場の営みも自分を生かすことだったんです。

どうしても、

ライブしたい「けど」

観に行きたい「けど」って、

けどが付くんだけど。

行く行かない、やるやらないは別にして、思うのぐらい自分に正直でいいじゃんと思えた1日でした。

シャイニーズでもレコ発とかワンマンやりてぇなぁ。



お褒めの言葉を沢山いただきました。

どれも大切な言葉でした。

伝説のワンマンとか言われたり(笑)

素直なのにサービス精神のあるライブとか。

あとは、仲間のふみ亀が発奮してワンマンを即決して帰ったり、他の仲間も「負けてらんねぇ」って思ってくれたりしたみたいです。

素晴らしい関係ですね。

それぐらいのモノは見せられたのかなって思えて嬉しかった。

あとは、声を褒めてもらうことも多かった。

いつも言うけど、ちっぴーの声を褒められることがシャイニーズは多くてね。地味ウマとか言われてた僕のボーカルですけど(笑)。

少しは自分をボーカリストとして扱ってもいいのかと思えました。


一番嬉しかったのは、ちっぴーから「いいワンマンだったよ」と言ってもらったことでした。

一番の身内をガッカリさせたくないし、ちっぴーはダメなときはダメって言うからね。練習のダメとか、特にそうだから。

本当に良かったんだなと安心したんです。


もっと燃え尽きるかと思ったんですが、作文朗読でステージに立ち続けたいと表明したことで、ワンマンを通過点にできたみたいです。

もっと先に進んでみたいなって思えた。


もう過去になったので。

これからも歩いていきます。

カッコいい自分でいたいんです。

少なくとも自分がカッコいいと思える自分でいたいんです。


お付き合いありがとうございました。

僕ももう一度アーカイブ観てみます。

ヘッドホン付けて聴いてみたい。

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