歌舞伎の中村屋さんのテレビを観ました。
毎年拝見してるんですが、今年はコロナ禍でどのように中村屋が公演を行っていたかを放送してました。
公演が中止になったり、観客制限の中でどのように試行錯誤していたか。
いやぁ、凄かったなぁ。
特に失礼ながらびっくりしたのは、いち早く配信公演を実現されていたこと。
カット割りとかも熟考されて、どうすれば画面の向こうの人に感動してもらえるか。
感動してもらえないなら成功とは言えない、という下りに感銘を受けた。
歌舞伎は、伝統芸能という性質から保守的なイメージがあるけど、実はどんな表現より革新的で野心的なのだ。いつまでも新しい。
継承されていくものだけど、継承するだけだと衰退する。
新しいエッセンスが入るんですよね。
今日ソラマメですのラジオも聴いていまして、元に戻ることを考えるより、今できることを考えていこうという話をしていました。
本当にそうだよなぁ。
あきらめないっていうのは、固執することではなくて。
現状を受け入れて、変化しながら進むことなのかもしれないなぁ。
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