ふとしたことから、「バリアフルレストラン」というものの存在を知った。
「バリアフルレストラン」は、車いすユーザーが多数派になった逆転した架空世界を体験し、社会が作り出す障害とは何か、“当たり前って何だろう”を問いかける体験プログラム。
(日本ケアフィット共育機構様より抜粋)
そのレストランでは、全てが車イスユーザーに最適化されている。
車イスユーザーが健常者で、二足歩行は障がい者の扱い。
高い天井が必要ないので、天井が低い。
二足歩行の障がい者は、常に腰をかがめていないといけない。
多数派の車イスユーザーさんは車イスに座っているから、お店に椅子が用意されていない。
二足歩行の障がい者は、椅子に座ることなく食事をしなければいけない。天井が低いので、あるとしてもテーブルの高さも低い。
いやぁ、想像するに過ごしづらいと思った。
普段の当たり前を見直すとても目の覚めるような企画でございました。
僕もベビーカーを使うようになって、エレベーターの必要性を改めて知ったりしたもんね。
左利きの人には、駅の自動改札はとても不便だとも聞いたことがある。
僕はね、マイノリティの人が生きづらいのは幾分しょうがないとは思ってるの。
だってマイノリティなんだもん。
だからマイノリティなんだもん。
ただ、マイノリティ「も」生きやすい社会にはしないといけないよね。
例えば喫煙者は年々減ってきて。
喫煙者が本当に真のマイノリティになったときに、
「害になるから吸わないで我慢しとけ」と言うのではなく、キチンと喫煙できるスペースを設けるとか。
そんな感覚かなぁ。
僕は非喫煙者だけどね。
優しさって杓子定規な考えよりも、こうして味わうことで知れるのではないだろうか。
失恋したから、失恋した人の気持ちに寄り添えるような。
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