旅行から帰ってきました。
眠いわよ。野村です。
一泊だから、そこまで二日目もゆっくりできなかったけど堪能してきました。
今日はムーゼの森というところに行ってきました。
ムーゼの森は、絵本の森美術館や、エルツおもちゃ博物館、ピクチャレスクガーデンというガーデンなどがあるガーデンミュージアム?です。
絵本の森美術館は「かこさとし」先生の展示。
エルツおもちゃ博物館は、ドイツのエルツ地方の木製のおもちゃが展示されていました。
沢山の創作物や自然に感動させられたのは勿論なのですが、僕はその創作をするにあたっての「必然性」とも言えるものに刺激を受けた。
かこさとし先生は、工学博士や技術士だった。
その知識を軍隊で活かそうとしていたんだそうです。
しかし、戦争を経験して「こんなことを二度と繰り返してはならない」と、絵本作家になったそうです。
ドイツのエルツ地方は、元々は鉱山の町だった。
しかし、次第に産業が縮小していくうちに違う産業を開発していき、木製のおもちゃの製作が一大産業になったんだそうです。
山岳地帯だから農業が難しかったのだけど、木材が豊富にあったことでそうなっていったんだって。
かこ先生にも、エルツ地方にも共通するのは、
そうなっていったということ。
そうするしかなかったということ。か。
生きるために、そうせざるをえなかったような。
それをしなければ生きていけなかった、必然性とも呼べる運命めいたものを感じたんです。
それはまるで、ただ必死に生きていただけの証のようで。
なんて美しい営みなんだろうと。
こんなに必死に生きてねぇな。
これ分かっただけで、儲けもんだわ。
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