言葉を選んでいるか

 夜風が少し涼しく、鈴虫の鳴き声も聞こえます。

あぁ、秋が近づいているんだな。

野村です。

今日は久しぶりにちっぴーとテレビを観ました。

といっても溜め込んでいる録画してあるヤツでしたけどね。

番組は NHK の子育て番組。

息子が現在一歳８ヶ月ぐらいなのですけど、大体その月齢の子どもさんを持つ親御さんの育児をモニタリングする番組でした。

今回のテーマは子どもに対する言葉がけだったんだけどね。

ついついやって欲しくないことを注意してしまいがちだけど、逆にこのぐらいの月齢は良くできたことをほめてあげると、それを学習して叱る回数が減ってくる…みたいな内容であった。

前に講演会で聞いたことの復習みたいでした。

ちっぴーと話したんだけど、僕たちは役者出身だから、稽古場でのダメ出しと呼ばれる作業が結構それに近いものがありましてね。

ここがダメだって言うのも大事なんだけど、どうすればダメを受ける側が正しい方向、向かいたい方向に向かえるのかってことを考えるんですよね。

結果、良い方向に向かえれば成功な訳で。

あー、僕たちはこれを学んできたよねってことを話しました。

できるはずだし、子どもだけに限ったことじゃないねと。

今使っている言葉が、丁寧に選ばれた言葉か。

もう一度考えてみたいですね。

…ちなみに今日もイライラしてしまっていてね。

丁寧とはほど遠かったけど。

考えてみたい、と思えたことがスタートなんだろうね。