クリエイティブでいたいなぁと思った。
昨日が何故あんなに楽しかったのか、考える。
昨日ご一緒した、ゆすん、マイコニー、レディーカガ、高瀬
(敬称略、正式な表記は未確認)
個人的に皆さん、それぞれに光るところがあり、みんながみんな、生き生きしていた。
久しぶりにライブハウスというところから帰りたくなくなった。
それは何でだったんだろうと。
まず、コロナ以前はこうだったなぁ…といったノスタルジーのようなものではなかった。
どちらかというと、
やっぱりこの空間が好きだ。
では、何故好きなんだろう、という根本の疑問にぶち当たったからだ。
勿論、ぶち当たることはとても嬉しいことであります。
常々表現者でありたいと思っておりますが、何故そう思うのか。
当たり前だと思っていたことに疑問符がついた。
とても不思議なことだなぁと。
そこで一つ答えが出たのだ。
クリエイティブでありたいのだと。
マンネリの日々を送りたくないのだなと。
音楽でご飯を食べたい、趣味で思い切り楽しみたい。
そんな人がライブハウスには集まる。
誰も彼もが、どこかしら「本気」であり「後悔してない」のかもしれないなぁと思った。
少なくとも昨日の面々はそうだったと思うね。
何かチャレンジしているし、楽しもうとしているだろう。
僕はそういう人間の営みを感じるのが好きだったのかもしれない。
進歩していく様というか。
脱皮するように成長していく美しさだ。
僕はそれを創造的とか、クリエイティブと呼ぼう。
逆に、インディーミュージシャンのくせに「代表曲」とやらを持ち、特に新曲を書かずにお決まりのライブを繰り返す人達のライブを僕は観たくない。
二回目で、それは分かる。
この人は「評判になった」ということを繰り返したいだけなのだなと思う。
同じセットリストでも毎回新しいライブをしてみせるアーティストも僕は知っている。
プロモーション重視で、有名になってみせますと嘯くシンガーソングライターや、バンドマンも興味はない。君のサクセスストーリーに加担する気はない。
魅力を示してくれ。
そういう人の曲は二番煎じの場合が多い。有名になりたいから、有名な曲に似た曲を書く。
もうそれは、世の中に存在するのに。
僕にとってそれはもう欲しいものではないのだろう。
同じように何の目的意識も持たずにダラダラ仕事をする人と仕事をするのも嫌なのだ。
あぁ、この人はもう、進歩することをあきらめたのだなと思うと、興味がなくなる。
クリエイティブなことに、
ものに、
人に、
ワクワクするのだ。
だから尚更クリエイティブな自分を求めるし、そうである自分がいるとき希望も持てるのだろう。
僕が大好きな人たちを想像したとき、みんな見事にクリエイティブな人達だった。
言葉はプログレッシブでも、
アグレッシブでも、
チャレンジャーでも、
バイタリティーあふれるでも何でもいいのだけど。
好きなことが好きな理由が分かって、1日それだけで楽しかった。
そしてクリエイティブな人に触れたとき、僕はそれを失っていたことにも気づかされる。
元気が湧いてくる。
ありがとう。