2025年10月19日日曜日

痛いところ

 さて、今日も四時間稽古してきた。

しかし、不思議と全く時間が足りない。

困った困った。

本当に芝居はコスパが悪いぜ。


今日は圧倒的に智歌ちゃんの伸びを感じた。

今日で稽古三日目か。

すごいや。


分かってはいたのよね。多分できるのが。

音楽であれだけやれるので。

苦戦するとしたら、ドラマチックではない「込めない」芝居だろうなと思っていた。

ただ、やはり今までと方法論が違うと思うから、「出す」方の芝居も彼女は苦しんでいてね。

何度か稽古をするうちにどう導いていけるんだろうかって考えていたんですが。


まぁ、彼女はやっぱりやりますよね。

懸命なんですよ。

あー、何かを成そうという気持ちがすごいあるんだなって感じたし。

実際リアルに笑わせてもらい、キュンともした。

この方向に向かえば大丈夫だなって稽古ができたんです。

めっちゃ安心しました。


逆に僕は体調不良を理由に持ってこれてないなとも痛感したので。

もう、人のこと構ってる場合じゃねぇっす(笑)

俺は俺のやることやらなきゃです。


こういう刺激があるから、本気の人とやるのは楽しいですし。

痛いんです。

やれてない自分がまざまざと見せつけられて痛いんです。


ありがてぇ。

良いものになる、ツーマンは。

2025年10月17日金曜日

流せ流せ

 毎日気の滅入ることが続きますが、少し希望を見出だしていきたい。


今日は整体二日目に行ってきました。

前回の翌日に体調がちょっと悪くなり(笑)、その翌日に上向いて、土曜日ぐらいまでは元気だったんだよね。その辺お話して。


身体を診てもらったんですが、前回は腎臓の横あたりに反応点があり、今回は背中あたりにそれがあったそうなんだ。

背中は交感神経が集中している場所だそうで、前回から身体が何かアクションを起こそうとしているのがわかったようなんです。

そういえば思いあたることもなくもないのです。


やっぱり過労だったんだろうね。

身体をメンテナンスしてもらい、今も色んなものが流れているのが分かるのです。

先ほど日記を書いてたら頭が痛くなってきました。

良い意味です。


このまま配信やったり、ちっぴーと語らいたかったりしたのですが、せっかくプロに流してもらった身体です。

今日も早めに寝て、このまま血液と髄液を循環させてやりたいです。

元気満タンで、過ごしてやりたいのです。

50時間

 なにもできずに寝たのだが。


自分の不幸や

至らなさや

憎しみや

不安


そういうものを考えられずに寝たのも

悪くはなかったんじゃないかな


気合いだけでどうにかしてきたが

気合いだけではもうどうにもならない。


そんなことを自覚した寝起きだった。

3日間、50時間寝てみてぇ。

2025年10月16日木曜日

人の力

 今日、朝起きたらちっぴーが早起きしてくれていた。

いや、いつも僕より早く起きているのだけどね。


昨日ちょっと僕の調子が悪く。

あまり食欲などもなかったものですから。

何とか僕に朝食を食べさせようと、早起きしておにぎりを作ってくれていたのだった。

最悪起き上がれなくても持たせて、電車に向かう途中とかで食べられるようにしてくれたのだ。


これがねぇ…

嬉しかったんですよね。


これって、人を思わないとできないことだからさ。

あー、この人は僕を大事にしてくれているなぁと。

とても感謝したのです。

どうにもならない日々にも救いがあるというか。

頑張ろうって、思えたんだよ。


仕事の後には、ツーマンライブの稽古。

ちょっとメンタルやられてると、上手く仕上げられるかみたいな不安が湧いてきてしまってたのだけどもね。

待てよ、この稽古は俺一人でやるもんじゃないだろと。

面白いものを創ろうと言って、一緒に稽古してくれる智歌ちゃんがいることをもっと心強く思わなければバチが当たるなぁと思い直すのです。


実際苦戦もするし、宝物も見つかるし。

色んな発見がある稽古です。

ここまでしつこい僕に食らいつく人間は、相当不器用なんだろう。

ご縁に感謝して、これからも稽古いたします。


人の力よ、結局。

2025年10月15日水曜日

黒く染まる勇気

 本当に嫌いなのか。

本当に絶望しているのか。


中途半端にまだ自分が好きで。

中途半端に安心している。


心から

心から


嫌いになってしまえ。

絶望してしまえ。


片足だけ突っ込むのではなく。

全身でむかってみたい。

黒く染まる勇気である。

2025年10月14日火曜日

面白いをつかまえたい

 キングオブコントを見た。

M-1同様またネットニュースが優勝者を教えてきてガックリきていますが。


とりあえずファイナル前の10組のネタを拝見しました。

残すはファイナル進出の三組のネタです。


どれも面白かったー、と言えないぐらい今回の大会は尖ったネタが多いなと感じた。

腹を抱えて笑ったのは数本でしたなぁ。

僕はうるとらブギーズのネタが一番好きでした。技術半端ないし、お二人にしかできないネタでした。

どちらにせよ一年、この舞台に懸けて準備してきた芸人さんの気概に乾杯を。


最近、ツーマンライブの企画で何かしら演技や台本を整備する機会があるもんですから。

色々考えさせられました。

面白いって、なんなんでしょうね。

人を笑わせるどうこうだけではなく。


面白くできるかなって、怖くなることがあるんだけど。

そもそも自分の面白いを分かっているのかが問題で。


これ面白いのかな?ってちょっと弱い。

これをやったら面白いぞって創作したいよな。

2025年10月13日月曜日

普通の人

 昨日のバッグ紛失事件、四時間稽古の影響はあり、1日ヘロヘロしてました(笑)

精神的にも影響はあったけど、単純に体力がなかったです。野村です。

どれぐらいかというと、寝落ちしてこんな時間にブログ書いてるぐらいです。


今日は地元のお祭りに行きました。

昨日僕らが稽古して家をあけていたので、ちっぴーと息子が昨日行ったんですね。


今日もやっているということで、先に息子と僕が。

ちっぴーが仕事終わりに合流するという流れでした。

出店はぼったくりだけど、楽しいねぇ。

チーズスティックの的屋のお兄さんが、めちゃくちゃ器量が良くて感動しました。

神雑談。この人は的屋界隈で頭角を現すだろう。


しかし、祭りはいい。

神輿に代表されるけど、そこに生きる人たちの生命力がすごい。

奉納舞台もあり、地元のダンススクールとか、吹奏楽部とか、太鼓演奏とかもありました。


これは僕が良く言うことなんだけど、みんな普段は別に「プロ」のアクターではないじゃないですか。

「普通の人」なんです。

それが祭りの実行委員会とかを、日々の生活の中で兼業して、年に一度の祭りで爆発させる。

それが何より尊い。

学芸会や運動会なんかもそうだろう。

普段はアスリートでも、俳優でも、ダンサーでもなくても表現はできるし、なまじ、かじってない人のほうが表現が純粋だ。


こうなると、アマだのプロだのって線引き自体が意味がないんだよなって改めて思うなぁ。

カッコいい人はカッコいい。

それだけでね。


今日の的屋のお兄さんと、大人数が神輿を担いでた時の躍動感。

これは申し訳ないが武道館公演でも提供できない感動だ。

そして、決してねぶた祭りや阿波踊りのような有名な祭り、催しではない、「普通の街」のお祭り。

それでこんなにすげぇんだもんなぁ。

僕も曲がりなりにも表現者である訳だが。

これに勝てるかと言われたらイエスと言えない。


表現者と、普通の人。

そんな風に分けて考えがちだけど。

普通の人は立派に尊敬すべき表現者だ。